スネコスとプロファイロの違い まとめ

前回のブログの続きでスネコスとプロファイロの違いをまとめてみました。

 

スネコスとプロファイロの比較

 

■まずはスネコスについて。

 

スネコス製剤

・非架橋ヒアルロン酸

・現在日本の取り扱いは、2種

 ・スネコス200:20万ダルトンの低分子量ヒアルロン酸
 ・スネコス1200:120万ダルトンの中分子量ヒアルロン酸

・6つのアミノ酸を含む

・アレルギーのリスクは極めて低い

・シワを減らし、ハリを出す

・コラーゲン・エラスチンを増やす

・皮膚の薄い眼瞼周囲を含めどの部位にも注入可能である

・注入後の軽度の隆起は数時間で平坦化する

・ヒアルロン酸は吸収されるためボリューム増加はない(リフトアップ効果はある)

・1バイアルは3cc

・メーカー推奨は27Gであるが、34Gなど極細い針でも容易に注入可能

・痛みは少なく、ダウンタイムも短い

・良い結果を得るためには4回の治療が必須

・おおよそ6か月毎の治療を推奨

・現時点で1クール4回の治療価格は19万円(当院)

 

■次はプロファイロについて

 

 

プロファイロ

 

・BDDEフリー。熱により架橋されたヒアルロン酸

・高分子量ヒアルロン酸と低分子量ヒアルロン酸を熱により架橋した製剤

・高濃度のヒアルロン酸

・アレルギーのリスクは極めて低い

・しわを減らし、ハリを出す

・コラーゲン・エラスチン・脂肪細胞の活性化

・眼瞼周囲の仕様は推奨されない

・注入後の軽度の隆起は場所により、平坦化まで2・3日要する

・高濃度の架橋されたヒアルロン酸が均一に拡散。

・粘着性が高いため組織生着が得られる

・顔では10 箇所の注入ポイントが推奨されている

・1シリンジは2cc

・推奨は29Gであるが、注入圧あり。34Gでの注入は難しい。

・痛みは少なく、ダウンタイムも短い

・1ヶ月毎に二回の治療もしくは半年に一回の治療を推奨

・おおよそ6ヶ月毎の治療を推奨

・現時点で1クール2回の治療価格は19万円(当院)

 

結論

ともに従来のヒアルロン酸と違い、肌を育てるような効果が期待できます。

患者様が選ぶ際にポイントになる大きな違いとしては、

★スネコスはリフトアップ効果は期待できるけれどもボリュームアップは理論上しない

★プロファイロは均一に広がり組織生着がえられるためボリュームアップ効果が得られる

という点が一番大きいかと思います。

プロファイロ製剤での治療ご希望の方は製剤の到着までしばらくおまちください。

 

 

 

 

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■この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。プロファイロ、スネコス200、1200ともに日本国内においては未承認薬となっております。 治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。 個人輸入において注意すべき医薬品等について詳しくはこちらをご覧ください。