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ケロイドに漢方薬の選択肢

ケロイド体質です

 

患者様から言われると形成外科医としてはドキッとします。

実際にケロイド体質であることはまれなのですが、、

たいていの方は肥厚性瘢痕とケロイドを混同されており、ケロイド体質でないことが多いです。

 

どちらにしても術後の経過を不愉快なものにするのはまちがいありません。

傷が盛り上がってきたり、かゆみが出たり、

こういった症状がでたとき、西洋医学ではトラニラスト(リザベン)というお薬を処方します。

ただこの薬、頻尿などの膀胱炎様症状がでることがあり、継続できない方がいらっしゃいます。

そんな方には柴苓湯という漢方薬がおすすめです。

柴苓湯の中の小柴胡湯の成分が繊維芽細胞の異常増殖を抑制し、炎症をおさえる効果があり、

それによりケロイドの改善が見込めます。

また、五苓散の成分が浮腫を改善します。

ケロイドに対する内服は長期にわたることが多いため、長期間安心して飲める漢方薬お勧めです。