美容医療の老舗セレクトショップを目指してます

昨今超絶たくさんの新製剤が出ては消え、盛り上がっては消え。

開業して11年様々なトラップを乗り越えてきました。

 

長期持続するけど生食で溶けるから安全という売りの「アクア●●系」

コスパ良く、リスク少なくボリューム改善できて儲かりまっせな「PRPF系」

例えば鼻を手術しないで高くするという売り込みの「オステオポール」

大人が人生かけてチャレンジして「一発儲けたい!」という思惑が交錯する美容医療界隈。

何が真実で、どんな不都合な事実隠されているのか、わかりません。

使ってみないとわからないこともたくさんあると思います。

中には、モノが悪いのではなくて、熟練した技でもちいればめっちゃいいけど、最初はトラブル多く作っちゃうよね、という「モノが悪い」わけじゃない製剤もたくさんあります。

どんなにベテランの医者でも新しい製剤の使い始めは、それに関してほぼ初心者なわけだし、トラブルを100パーセント回避できるとも言い難い。

美容医療を受けていただく方は、「更なる高み」を目指しているわけで、介入によって現状より悪化する可能性があるものはできる限り避けたいと、
皆様の「美のかかりつけ医」を目指す私は思っているのです。

リカバリー可能な範囲でチャレンジするのはよいと思います。
だって万人に超絶効いて、デメリットはない、という夢のような治療なんてないんですから。

多くの美容の治療はメリットとデメリット、

起こりうる事象と、それを回避し軽減できる方法があるか
ダウンタイムとコストパフォーマンス、タイムパフォーマンス 

そのあたりを天秤にかけて選んでいくわけです。

まぁ難しい。
経験が長くなればなるほどいろんな引き出しができるので、多くの患者様に信頼されるのはそういうところかなと思っています。

 

で、タイトルにもどりますが、
世の中めっちゃいろんな治療が出てきては消えていきます。

医者でも選ぶのが難しい。
論文が出ているから安心?そうでもなかったり、、
その論文は 

対人間なのか、対細胞なのか、対ねずみなのか

その論文は
企業の思惑がはいっているのかいないのか

その論文は結論ありきでロジックが組みたてられていないか?

まぁ論文ないよりあった方がいいに決まってますが、
論文あるから最高、とはならないわけです。

繰り返しますが、
医者でも選ぶの難しいんです。
取捨選択難しい。

世の中ではやっているもので、取り入れようかどうしようか迷っているものが数個あります。

でもまだ様子を見ています。
なぜか、
長期経過が安心できないからです。
人間ずっと健康でもなく、体調がすぐれないタイミングがあると思います。

そんな時に、過去の美容医療が悪さをして、さらに患者様を苦しめるようなことがないように。

かつて他院相談できていただいた患者様

30年以上前に溶けない糸を顔全体にいれた。その先生はもうクリニックをたたんでいる。
癌になり、体重がすごく減って顔がやせてしまったら、過去にいれた溶けない糸が、表情を動かすたびに透けて、とても苦しんでいらっしゃいました。
あまりに多くの糸がすけており、手術がよいのではと提案しましたが、簡単に入れられたものを取り除くために、大きな手術をうけるなんて、、、と手術の選択肢はありえないと。

役に立てないことがとてももどかしかったです。
当院で美容医療をお受けいただく患者様がそういった悲しい思いをしないで済むように、
できるだけ長期経過も安心できて、自分や家族にすすめたい治療だけをチョイスしています。

私、洋服が好きで、セレクトショップが好きです。

新しいデザイナーの製品に会えるから。
この間もDARKPARKっていうブランドを見つけてちょっとテンション上がりました。
パンツのデザインがちょっと変わってて、好き。
広い世界で新しい素敵なデザイナーさんを見つけるのは不可能です。
でも信頼できるセレクトショップで取り扱われていることで目に留まって私のクローゼットに入るわけです。
目利きのバイヤーさんが厳選した中からみることで労力すくなく素敵なアイテムが見つかるんですよね。
それと同じようなことを美容医療でやっていきたいと思っています。

同業者のかたにも、八重洲でやっているからいい治療なんじゃないかって思ってもらえるような信頼できるクリニックを作っていきたいと思って11年やってきました。

なれているといいな。

目標は具体的であればあるほど叶いやすいと思っています。

「老舗セレクトショップの美容医療版になって30周年をむかえたいです」←宣言

 

原かや
この記事を書いたのは八重洲形成外科美容皮膚科院長の原かやです