赤み治療を“3つの生理学的ドメイン”から再定義するTDRRプロトコール
こんにちは、原です。
日曜にキャンデラ主催の毎年恒例クリスマスイベントが無事終了し、今年の登壇予定はこれでコンプリート👏
うれしすぎる…!


あとは年末診療で皆さまとお会いできるのを楽しみに、12月も走り抜けます。ぜひ会いに来てくださいね。
ちょっとカッコつけて…新しいプロトコール名つくりました
Tri-Domain Redness Recovery Protocol(TDRR protocol)
赤み治療を “3つの生理学的ドメイン” から再定義するアプローチです。
11月21日のブログで書いた内容を、「より多くの方にロジックが伝わるように」あえて名前をつけてみました。
…かっこいい名前つけてみました、はい(笑)
赤み改善の本質は「3つの機能ドメイン × 短期・長期の2軸」
赤みはひとつの原因ではありません。
私が重要と考える 3つの生理学的ドメイン(Tri-Domain) を紹介します。
① Vascular Modulation(血管調整:Nordlys / Vbeamなど)
拡張した表在血管・紅斑を選択的光熱融解でコントロールする役割。
当院はNordlysを使っていますが、VビームでもOK。
要は 血管をターゲットにした治療 です。
ただし同日に複数の治療を組み合わせる前提なので、
皮膚表面ダメージが少ないタイプ が理想です。
② Barrier Recovery(バリア修復:Mesona Jなど)
IPL後に生じる一過性のバリア障害・微小炎症を、
急性期に素早く最適化する役割。
メソナ以外でもOKですが、
“痛くないのに得られるものが大きい” のがメソナの良いところ。
要するに 非侵襲的で、即時で炎症を抑える治療 が適しているということです。
③ ECM / Basement Membrane Regeneration(Sunekos / Jalupro)
真皮ECMと基底膜レベルで、
“赤みを繰り返す肌質そのもの” を改善する領域。
スネコスに限らずジャルプロでもOK。
ただ、PN・PDRN系ではなく、
非炎症性にリモデリングできる製剤 が向いています。
TDRR Protocolが目指すもの
3つのドメインを組み合わせることで、赤みに対して:
-
短期(急性)× 中長期(慢性)の両軸でアプローチできる
-
急性赤み+慢性血管拡張+真皮脆弱性を同時に改善
-
即効性と持続性を最大化
つまり、
最速で、再発しにくい赤み治療設計が可能に👏👏
最高です。
ただ、費用が少しかさみます…ごめんなさい。
3つ組み合わせのモニター割引なども検討中です。
希望される方はお気軽にお声がけください。
治療期間とモニタリング(モニター案)
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治療期間:3回・約3か月
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経過観察:1・2・3・6か月目
短期と中長期の変化をしっかり確認します。
通常の赤み治療との比較
通常の赤み治療は、1年かけてゆっくり改善することが多いです。
▼通常治療の例



アンテラ解析では、
1年で赤みが15%改善
ゆっくり良くなるのも良いのですが、
赤みの方は ちょっとしたきっかけで悪化しやすい ので、
私は パッと短期で改善させる方が現実的 だと思っています。
TDRR Protocolの効果(Tri-Domain Redness Recovery Protocol)
TDRRでは…
▼TDRR治療の例

3か月で赤みが14%改善。
短期間でぐっと改善するのが特徴です。
せっかく治療していても、何かのきっかけで悪化してしまうのは悲しいので、
“最初に一気に良くする” のが再発予防としても重要 です。
もちろん従来のゆっくり改善パターンも良いのですが、
短期間でしっかり治したい方には
ぜひTDRR protocolを検討してみてください。
赤み治療の最適タイミング
赤み治療は、
すごく悪化してから治療するより、
「ちょっと悪いな?」という段階で介入するのがベスト。
肌の負担も少なく、治療効率も上がります。
