暑くなりましたね。学生のみなさんは夏休みになった方もおおいのではないでしょうか。
社会人の皆さまは夏休みをいつ取ろうかお悩みの方も多いかと思います。
クリニックでは、夏の長期休暇で!と目の手術を希望される方が増えてきました。
睫毛内反(逆さまつげ)や眼瞼下垂の適応があれば保険で手術をさせていただいております。
保険と自費と何がちがいますか?
とたまにきかれます。
昔は使う糸を変えていたのですが、基本的にいまはほぼ同じです。
保険の手術でも自費の手術でも形成外科専門医としてしっかり全力尽くして手術しております。
眼瞼下垂の手術にはいくつか種類があり、
劇的な変化を望まない・皮膚のタルミが大きい人には眉毛下皮膚切除という手術をすることが多いです。
(保険診療の場合、適応をしっかり判断させていただきますのでご了承ください)
眉毛下皮膚切除とタッキングの組み合わせはナチュラルな変化ながら下垂の改善もあり受けやすい手術かと思います。
瞼の皮膚は必ずたるんできます。
しかし、瞼の薄い皮膚は限られています。
瞼の皮膚が余っているからと言って、二重のラインにそって大きく皮膚をとってしまうと、薄くてしなやかな瞼の皮膚がなくなり、眉毛の下にある分厚い皮膚が下がってきてしまいます。
すると、せっかく皮膚を取る手術をしたのに、結局分厚い皮膚が下がってきて、重い印象の瞼になってしまいます。
毎日鏡で見る顔だからこそ、コミュニケーションの基本になる目だからこそ、一生付き合う顔だからこそ、
こだわって手術を受けてほしいと思います。
整容面もしっかり考えて、目元も長期計画をたてて治療していきましょう。
2017.07.25