東京ウーマンにコラム寄稿しました。
確実に小顔になる方法を実体験に基づいて書いております。
https://www.tokyo-woman.net/Column20736.html
こんにちは。八重洲形成外科・美容皮膚科の原です。
今回は確実に小顔を手に入れる方法について、私の体験談を交えて書いていこうと思います。
私は美容医療にかかわる者として、日々体型維持は心がけています。しかし、八重洲の場所柄なのか、近隣のランチはたいていライス食べ放題やボリューム重視のメニューが多く、様々な裏技を駆使するものの、体重は日々微増しております。ということで、体重は日々少しずつ増えている私ですが、意外にも、久しぶりに会う方には「やせたね!」と言われることが多いです。
なぜでしょう。
顔が小さくなったからでしょう。
私は、もともと丸顔でした。
ストレスの多い時期には夜間の食いしばりも強く、翌朝歯が痛いなんてことがよくありました。
要するに日々「咬筋」といわれる咬む筋肉をもりもり鍛えていたわけです。
しばらく気付かなかったのですが、歯の痛みをきっかけに理由が明らかになりました。
虫歯でもないのに、歯が痛む。
歯医者に行っても虫歯はない。しかし歯が痛い。
「寝ているときに歯ぎしりしていませんか?」
その一言で気が付きました。
食いしばってます。私。
少し難しい話になりますが、人がものを噛むときに使う筋肉は四つあります。
咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋
この四つです。
その中でも咬筋は顔の外側に位置しており、筋肉のボリュームも大きく、輪郭を形作る筋肉です。
この咬筋、年齢を重ねるにつれて徐々にボリュームが増えてくることが多いです。筋肉のボリュームが増えることにより、輪郭が横に広くなり、男性的な印象になるのです。
この大きくなった筋肉に注射を打つことにより、ボリュームを減らし輪郭を小さく整える治療が美容医療にはあります。
ボツリヌストキシン(ボトックス®)という名前を耳にしたことはあるでしょうか?
このボツリヌストキシンですが、しわ取りの治療薬として有名です。しわ取りがなぜ可能かというと、筋肉の動きを局所的に抑えることによってしわ取りができるのです。ですから、この筋肉を動きを一時的に抑える作用を応用して筋肉のボリュームを少しずつ減らしていくのです。
一度の注射で効果は約半年程度続くといわれております。三回ほど繰り返すことによって、小顔の維持がしやすくなります。
ではみなさんの咬筋はどうでしょうか?一緒にチェックしてみましょう。
まず奥歯のあたりに手を置きます。奥歯をぐっとかみしめます。
ぐぐっと盛り上がったのが咬筋です。
結構もりっと盛り上がった方は注射によって、この筋肉のボリュームを減らすことでぐっと小顔になれる可能性が大です。
ちなみに、この筋肉のボリュームを減らすという使い方は、ふくらはぎや肩にも応用できますよ!
小顔ボトックス注射、こっそりきれいになれるのでお勧めです。
もちろん医療行為なので、適応のあるなしについてまず医師の診察を受ける必要があります。
気になった方はカウンセリングを受けてみて受けにきてくださいね。ではまた。