レーザー治療後の悩みに「炎症後の色素沈着」というものがあります。
光治療器での治療やトーニング・レーザーフェイシャルなどの治療では起こる確率は低いのですが、
レーザー照射によってかさぶたを作るような治療の後にはかなりの割合で起こります。
照射をする側としては
事前にこの色素沈着について十分に説明をするように心がけてはいるのですが、
患者様側としては一旦よくなった色調が再度悪化するように見えてしまい、レーザー治療の効果がなかった、と思われてしまうことがあります。
この色素沈着、
紫外線を予防してさえいれば、時間がたてばよくなるのです
、、が
皆様なかなか待てないようで
そんなときに活躍するのが 美白成分であるハイドロキノンを2%も含んだコンシーラーです。
ハイドロキノンはもともと塗布後に紫外線に当たるのがよくないので
夜間のみの塗布を指示することが多い薬剤なのですが、
このコンシーラーはSPF50PA4+と日焼け予防の効果も高く、さらに日中は隠したいというニーズにも答えた良い製品です。
少し前の形成外科の学会で知り、大学でも導入してずいぶん経ちますが
患者様に紹介すると喜んで購入される方が多いです。
やはり日中の時間帯もハイドロキノンで治療できるというのがよいのでしょうね。
当院にも導入を予定しています。