ヒアルロン酸ベースの製剤の分類

 ヒアルロン酸ベースのECM製剤の分類の仕方の一つとして今回の2024年美容皮膚科学会向けにまとめたものです。

当院で導入しているヒアルロン酸ベースECMはこちらです。HA単独のもの、HAとアミノ酸の混合製剤、HAとアミノ酸とペプチドの混合製剤、HAポリヌクレオチド、マンニトールの混合製剤です。

 

当院ヒアルロン酸ベースECM製剤の分類
ECM製剤のまとめ

簡単に分類してみますとまず、ヒアルロン酸が。架橋されているもの、架橋と非架橋の混合製剤、非架橋のものに分けることができます。非架橋製剤の中にも、追加化合物のないもの、そして、ある物の中には、アミノ酸がはいっているもの、ペプチドとアミノ酸がはいっているもの、ポリヌクレオチドとアミノ酸がはいっているもの、に分けれます。

ヒアルロン酸ベースECM製剤の分類
ECM製剤を理解するのに、製剤の構成成分から考えるのも良いでしょう

 

 

新しい製剤がたくさんでてきていますが、この分け方をしていくと頭の整理がされやすいと思います。プルリアルデンシファイがECM製剤なのかどうなのかは多少微妙で、どちらかというとBiostimulatorかなとも思います。