先日の学会でも発表させて頂いたシミのルビーフラクショナル治療ですが、クリニックのメニューとしてもご好評いただいております。
従来のシミ治療は、ルビーレーザーを用いた場合、施術後の被覆(ばんそうこうなどを貼る)期間が必ず必要でした。
照射した場所を被覆する必要があったため、被覆材を貼れる期間を考えて照射する必要がありました。
しかし、このルビーフラクショナルレーザー治療では正常組織を残しつつ照射をするため術後の被覆が必要がありません。
照射後の赤みも一日程度で気にならなくなります。
照射直後は一瞬白くなります。
その後は白くなったところが小さなかさぶたになります。
この処置を2週間から4週間の間隔で、2から3回繰り返すことによって色調が改善していきます。
別の方の写真ですが、二回の照射でシミが薄くなった方のアンテラ画像をご覧ください。
メラニンはオレンジ色で表されています。
一番左の写真で三つ縦に並んでシミがあるのが分かると思います。真ん中のシミの治療をご希望されました。
左が照射前、真ん中が一回照射後、右が二回照射後の写真です。
真ん中のシミはほとんど目立たなくなっているのが分かります。
この方はシミの部分のみの照射をご希望でしたが、合わせて顔全体を低出力で照射することによって顔全体のクスミや色調の改善も得られます。
シミ治療の新しい選択肢としての「ルビーフラクショナル治療」、ぜひお問合せください。
ただし、シミの種類によっては別の治療をおすすめさせていただくこともあります。ご了承ください。
2016.06.10