フェイスラインが重要

フィラー注入には内出血・紅斑・アレルギー・血流障害による皮膚障害などのリスクがあります。ヒアルロン酸製剤のアレルギーは非常に稀であるため事前のアレルギーテストは不要です。内出血はベテランの術者がおこなっても、100%避けることはできません。最も注意すべきはフィラーによる血管塞栓(特に動脈塞栓)ですが、塞栓は解剖学の熟知と手技の熟練によって回避することができます。

アンチエイジングの治療をする際に考えるポイントは6つ。
額、こめかみ、頬下のくぼみ、顎、エラ。

この六つを整えると若返り、美人度がぐっと上がります。
しかし、人間は顔をパーツで認識しているため、何が変わったのか指摘できる人は少ないのです。

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写真のように治療前後を並べれば変化がわかりますが、毎日会う人でも具体的な変化を指摘できないでしょう。

私の目指す治療は、「明らかに美人度が上がったけれど、何が変わったのかはっきりとわからない」というところです。
額やあごやこめかみは注入量が多くなりがちなポイントですが、涙袋や鼻や唇の注入と違い、しっかりボリュームを出しても違和感が出にくいところです。
ご予算が合えば、しっかり治療することをおすすめします。

2018.05.12