ほくろとりで悩んでいる多くの人が考える3つのこと 

ほくろを見るとすぐとりたくなります。
私に会うたびにそのほくろ取らないの?といわれて不愉快な思いをされている方がいらっしゃったら申し訳ありません。
完全に職業病です。

ほくろを取ろうかなーと悩まれている方、多いと思います。
そういった方のお悩みは大体決まっています。

①悪いものじゃないか
②運命変わるんじゃないか
③とる手術ってどんな手術だろう、、

日々ほくろとりをしている私の答えは

①大きな変化がない場合は心配ないことが多いですが、そんなに心配なら取って病理検査にだしましょう。これで、ほくろもなくなるし、悪いものかどうかもわかるし一石二鳥!

②かわりません。
占いとかそういったものはわからないのですが、ほくろで運命かわりません。
もしそのほくろが悪性なら、気になって取ることによって今後の人生かわりますけど。
運命変わるかもとか思う方はあまり人生うまくいってないなっていうタイミングでとることをおすすめします。
ほら、若い子がピアスホールを開ける感覚で!
「ちょっと最近ついてないからほくろとってくるわ。」っていう人が増えたりして。
③どんな手術なのか。これは数パターンあります。盛り上がっているのか平らなのか。平でも大きいのか小さいのか。どっちにしても切り取るか削るかの二択です。

逆に、ほくろを取る側の人間として取ることをおすすめしたいほくろはどんなものか。
①ぐっと盛り上がっている顔のほくろ
②鼻のあたりの盛り上がったほくろ
③美人についている毛の生えたほくろ
④変化のあるほくろ

①から③は完全に私が気になるだけです。
あと、盛り上がったほくろは目立ちますし、化粧でもカバーできません。色味がきにならないのであれば、とりあえず平坦にするといったところを目指してもよいのではないかと思っております。
わたくしがほくろ除去に際し最も気を付けていることは、傷跡がほくろ自体よりも目立たないようにする、ということです。
ほくろを取ったあとが、ほくろよりめだつようになりそうなものは取ることを勧めません。その点、盛り上がったほくろは取った後が取る前より目立つということになりにくいのでとることを勧めることが多いです。
毛の生えたほくろにかんしては都市伝説がいくつかあるようですが、100パーセント問題ないですというようなことはこのご時世で言いにくいですので、「まぁ気になる場合は取って検査にだしてみましょう」ということが多いです。

最後の④は切除を勧めます。悪性の疑いがある場合は削ったりレーザーを使ったりという方法でなく、手術で、メスを用いて切り取るという方法になりますが、なんか急に大きくなったとかジュクジュクするとか変わりがある場合は取るのがベターかと。
形成外科医は顔のしわを見極めて、手術あとが目立たないように手術しますよ。

2018.04.24