苦い漢方薬

先日参加した漢方薬のセミナーで、

名前に「黄」の字が入っている漢方薬は苦い!というお話があり、試してみました。

 クラシエ製薬の方のご提供で、当院でも扱いのある黄連解毒湯の散剤を1包頂きまして、さっそく飲んでみました。

 

漢方薬、苦いのでなかなか続けられない方は多いと思います。粉の薬だとむせてしまう方も多いです。
そんな時はちょっと飲み方を工夫するだけで飲みやすくなります。

ご存じの方も多いかと思いますが、
薬を飲む前にまず水を口に含み、そこに粉薬を投入する。

すると、むせることなく飲めます。

もちろん、この方式で黄連解毒湯を内服してみたのですが、、、

やっぱり苦いですね。飲み込んだ後も口の中に結構苦味が残ります。

 

この黄連解毒湯、二日酔い予防や二日酔いにとっても効果があるので、当院でも採用しているのですが、
苦いので、粉ではなくカプセルで処方させていただいております。

 

余談ですが、漢方薬のORAC値はとても高く、一日分の漢方の内服のみで一日に必要なORAC値※を摂取できてしまうんです。

苦いから続かない、という方もアンチエイジングにも効果高い漢方薬を頑張って飲み続けてみたらいかがでしょうか。

 

 

※ORAC:Oxygen radical absorbance capacity 酸素ラジカル吸収能  活性酸素消去能を数値化したもの