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相変わらずの八重洲粉瘤クリニック

今日もたくさんの手術依頼をありがとうございます。
「先生のブログ見てきました」とおっしゃっていただくことが多いです。
東京で細々診療をしている、いち形成外科開業医のブログを海外で読んでいただいて、手術予約をしていただくこともあるようで、、
ブログ書いててよかった!と思います。
ご予約ありがとうございます。

形成外科の取り扱う疾患の中で、花形とは言い難い「粉瘤」ですが、、だからこそあまり粉瘤について発信している先生も少ないのでしょう。
正直なところ、粉瘤の手術は外科系の先生であれば誰でもできる手術です。
「できる」ことはできるんです。でも、形成外科医ほど「些細」なことにしっかり向き合い、時間をかけて訓練をしているドクターはいないです。
傷をきれいにするために、我々形成外科医はいろいろなことを考えます。
皮膚を切る方向、皮膚を切るときのデザイン、皮膚を切り取る量、切り取るべき皮膚と残すべき皮膚のバランス、粉瘤を取った後のくぼみ、くぼみの修正、皺との兼ね合い、正常な組織をなるべく傷つけない様な心掛け、止血について、縫う糸の選択、縫い方、等々。なんとなーくぼーっとやっているように見えていろいろ考えているのです。

すべての手術に最適な方法というのはありません。
患者様のなかで、よく調べられた方は「絶対臍抜き法でやってほしいです」とおっしゃる方がたまにいらっしゃいます。
たしかに、いろいろなサイトで臍抜き法がベスト!傷が小さいし、これが最高です!
みたいなことがかいてありますが、どうでしょうか?

たとえば、粉瘤がだいぶ大きくなって、皮膚が薄々に引き延ばされている場合、小さく臍抜きするのがベストでしょうか?時間がたてば伸び切った皮膚がそのうち縮んでくれるかもしれません。
でも「薄く伸びてしまった皮膚は残しても血流も悪いし、見た目もよくないですから切り取ったほうがいいのではないでしょうか?」という説明ができるのが形成外科医だと思っています。
また、術後の「後療法」についても大事だとおもっておりますので、しっかり術後の傷痕が安定するまでお付き合いしていただいております。大体術後半年くらいまでは診察に来ていただくことが多いです。
たかが粉瘤の手術で大げさだなーと思われることも多いですが、、傷痕がひどくなる前に手を打つためにも術後の診察は大事だと思っております。

話はかわりますが、先日ブログを読んで来院してくださった霞が関で働くバリキャリ男性が切除した粉瘤のブログへの掲載をオッケーしてくださったので、めったに皆さまが見ることのないと思われる、切り取った粉瘤の写真を載せようと思います。
今回の粉瘤さんは、炎症を起こしたことのない良い子でして、つるっと取れました。
そのかわいい姿にキャッキャしてたらブログ掲載をオッケーしてくださいました。
ありがとうございます。

 

 

ちょっとこわいなーと思う方はここから先スクロールしないでくださいね。

あ、そういえば、現住所に移転して以来、クリニックが少しきれいになったので、粉瘤の手術希望で来院された方が、粉瘤手術が保険でできるのか少し不安に思われることがあるようです。
不安にさせてしまって申し訳ございません。
基本的に保険でできる手術は保険診療で行っております。
形成外科医として皆さまに育てていただいたのですから、そのスキルはしっかり保険診療で還元したいと思っております。

最近手術が多いせいか、まっとうな手術をしているのに、国保から保険を切られることが度々あり、いろいろつらいのですが、、お役所から目を付けられるほどに沢山手術をしているのだ、、とポジティブに考えてこれからもしっかり保険の手術をやっていきたいと思っております。

 

 

 

 

 

気を付けてください。
そろそろ写真が出てきますよ。
大丈夫ですか?

 

 

 

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ミルキーみたいじゃないですか?

まん丸ですねー。

今日もブログを読んでいただいてありがとうございました。

 

2018.06.16